ルッキンググラス

Ping：選択したルーターと指定した IP アドレス間のラウンドトリップタイムを表示することができます。

トレースルート（Traceroute）：IPネットワークとルーター間のパケットの移動経路を確認することができます。

その結果、システムが送信先に送信し、送信元に返したデータパケットの数が表示されます。この情報をもとに、ルーターがそのIPアドレスに「Ping」を成功させる可能性がどの程度あるか（パーセントで）を知ることができます（この例では、5/5のパケットが正常に送信・返送されて100%です）。さらに、以下の行では、パケットが送信元からエンドユーザーのデバイスやサーバーに到達するまでの最小/平均/最大往復時間（この例では、1/1/4 ms）も表示されます。

同じ経路でも、Tracerouteクエリでは、往復の総時間ではなく、経路上で発生したすべてのホップと、そのホップを通過するのにかかったデータパケットの時間が表示されます。

インターネットを含む有線コンピュータネットワークでは、パケットがあるネットワークセグメントから次のネットワークセグメントに渡されるときに、ホップが発生します。ホップ数とは、データが送信元から宛先まで通過するネットワーク機器の数を指します。ホップごとにデータの保存転送や遅延が発生することが多いため、送信元と送信先のホップ数が多いほど、リアルタイムのパフォーマンスは低下します。